「ファストアンドスロー 〜あなたの意思はどのように決まるか?〜」
どうもキングです!
今日は最近読んだ本をご紹介します。それは「ファストアンドスロー」という本でダニエルカーネマンさんの本です。
ファスト&スロー 〜あなたの意思はどのように決まるか?〜
これは心理学?に近い本で、様々な面白い研究が載っています。今回はその実験の一部をみなさんで実験してみます( ͡° ͜ʖ ͡°)
問題1
バットとボールは合わせて1ドル10セントです。
バットはボールより1ドル高いです。
それではボールはいくらでしょう?
ここで皆さんの頭の中に思い浮かんだ答えは。
10ドルですよね。
これは一見正しいそうですが、しっかり計算してみれば間違っているのはわかります。
もしボールが10セントなら1ドル高いバットは1ドル10セントなので、合計1ドル20セントになってしまいます。なので答えは5セントです。
間違い
バット=1ドル10セント
ボール=10セント
正解
バット=1ドル5セント
ボール=5セント
これは脳が勝手に判断してしまうのでしょうがないことなのですが、この仕組みは詳しく書いてあるので是非読んでみてください。システム1とシステム2という感じで説明しています。
問題2 食べる
so□p
□に入る言葉は?
ここで皆さんの頭の中はきっとsoupですよね?これはなぜかというと、上に食べるという単語が書いてあるから。
他にもsoap「石鹸」などもありましたよね。
これはプライミング効果といって、意識していなくても勝手に脳が意識してしまっている状況のことをいます。身近な例でいうと、万引き防止のポスターです。
あれは大体のポスターに目のイラストが書いてあります。これにも潜在的に「見られている」という意識を持つため実際にそういった行為が減るという効果があります。
これ似たような実験結果が本書にあるので詳しくは見てみてください。
あとは学生にためになる実験としては、綺麗な字で記述の問題を書いた方がいかにもあっているかのように見えるということです。実際に点数も上がると思います。
これは簡単にいうと、汚い字にはかなり集中力を使って読むため文章の意味もしっかりと入ってくるという心理効果があります。本書の実験では、反対に問題用紙を読みやすい印刷にしたところ、90パーセントが問題を間違えたみたいです。そして印刷の見えにくい問題用紙にしたところ35パーセントのみ間違えたそう。
まとめ
問題を間違えずに回答できた人も実際にはその問題を知っていたから答えることができたということなので、絶対に間違えてしまう問題だそうです。。。問題はよく見ようとはこういうことですね。