読書家

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ディズニーのファストパスはなぜあるのか。

【ヤバイ統計学

 

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良本です。またまた統計学の本で、非常に面白いです。

 

飛行機が墜落する確率は宝くじが当たる確率と一緒で、一万分の一の確率であり、

 

毎日飛行機に乗れば27000年に一回墜落する可能性があるとのことです。

 

そんな確率と同じ宝くじを私たちは日々買っているのですね。。。

 

 

そんな統計学の本のお気に入りは。

 

 

ディズニーのファストパスはなぜあるのか。

 

ファストパスとは優先予約券である。最近ではアプリでファストパスが取れるようになりましたね。

 

 

しかし、このファストパスがあることによって、実際のアトラクションの待ち時間が「なくなる」のか。

 

 

実際はアトラクションの待ち時間は「短く」ならない。

 

 

ファストパスは待ち時間を「なくす」と誤解されているが、実際は列に並んで待つ代わりに、その場所から解放されるというだけで、

 

 

食事をしたりして「待っている」のだ。ファストパスがあってもなくてもアトラクションの収容能力は変わらないのだから、

 

 

より多くのゲストが乗れるようになるのはまずあり得ない。

 

 

人間は待ち時間が長いという認識よりも、待ち列などが長いという「目に見える」認識の方が敏感に反応する

 

 

よって、時間よりも視覚的に短い方が顧客満足度は高くなる。

 

 

アトラクションの前に並んでいる列は短く見えるが、多くの人が物理的に並んでいないだけだ。

 

 

 

ファストパスの存在は実際の待ち時間には何にも影響していないということですね。。。

 

 

以前からファストパスはどのような効果があるのかは気になっていたのですが、このような形で知ることができるとは思っていませんでした。